ロットリングで 現実を生み出す by ティモ

1980年生まれのティモ・üミラーは、フランクフルトに住み、ダルムシュタット工科大学で工業デザインを学んでいます。工業デザインには、工業生産品のデザインも含まれます。また、彼はフリーランスとして、ドイツの有名な建築事務所とデザインエージェントで仕事をしています。

ダルムシュタットは、科学の街として知られています。今でもインスピレーションを与えてくれますか?

ええ、ここの環境にはとても創作意欲を刺激されます。ダルムシュタットのマチルダöには、アートとデザインがあふれています。例えばアーティスト居住地や、エルンスト・ノイフェルトの家のあたり。私たちの学部は公園や美術館に囲まれています。学生たちはここで平和に勉強ができます。アール・ヌーボーやバウハウスが、この街を形づくっています。ダルムシュタット デザインハウスでは、例えばブラウンのデザイナーを務めたディーター・ラムスの展示など、現存する展示物が見られます。

どのように制作を進めますか?

通常はスケッチから始めます。まず、課題を把握して、試作に盛り込むべき情報を調査します。その製品で何ができなければならないかについてことが、デザインの土台となります。それから、外観の形状を徐々に作り上げていきます。プロジェクトのタイプに応じて、模型や素材サンプルを使います。

何をデザインしますか?

例えば、歩行用の杖です。私はその物体を変えたいと思いました。すでに存在する形状を、医療的な審美性から離れて、より上品でさりげないものにしたかったのです。もしくはそり。スノーボードに取り付けて使用できるようなものです。このアイデアが浮かび、私はただちにスケッチに取りかかりました。

スケッチにはどんな種類のペンを使用しますか?

通常、ボールペンか先端格納式のペンシルです。これらのペンだと、フォルムをじっくりと発展させていけます。影のグレーは比較的広い幅で影をつけ、より強い線で画を描きます。土台として、軽く描いた構造線が必要なことがよくあるので、紙面をなめらかに動く、でも若干の抵抗があるペンを使います。線描がうまくいったら、そこにファインライナーで影や輪郭を足していき、必要であれば想像上の動きを示す説明やサインを書き込みます。

ロットリングのペンをどのように知りましたか?

数年前、友人が、技術製図士だったお祖父様から譲り受けたというロットリングのラピッドグラフセットをプレゼントしてくれました。夢中になりましたよ。これまで、こんなに繊細な描画ツールを使ったことはありませんでしたから。