ダニエル・セシリアについて知る

ブリュッセルの聖ルカアカデミーで、美術と絵画を学びました。

“数年間、様々なメディアで試行錯誤した後、インクペンで描くという基本的なテクニックに戻りました。このスキルは子供時代に遡りますが、アカデミー時代にはほとんど思い出すことはありませんでした。

子供の頃は、おもちゃが大好きで、とてもよくばりだったことを憶えています。おもちゃを全部欲しがりました。今思い出しても、この欲求が私の中で燃え上がると、食べることも眠ることもままならないほどでした。何かを手に入れられなかったとき、私はそれを描こうとしました。そうすれば、少なくとも「平らな」バージョンのそれが手に入ったからです。これだけ時間が経った今、どこかの時点で描こうとしなかったものがまったく思いつかないほどです。基本的に、私はこのような「必要に迫られて」、たいていはペンシルかインクペンを使って描くことを学びました。

そして描くこと自体が「手に入れる」ことになったとき、すぐに夢中になりました。なんせ、絵を描くのはただでしたからね。"描く行為は、コレクターが新しいアイテムを自分のコレクションに追加したときと同じような気持ちだと言えるかもしれません。それはつまり、恍惚感です。

絵を描くときには、いつもロットリングのラピッドグラフ を使用します。たいていは0.10で描きはじめ、0.35で仕上げます。もっと細いペンを探すのは意味がありません。なぜなら、たいていすでに限界ギリギリのところで描いているからです。水彩画用紙の裏側に描きます。なめらかすぎるように感じるペン画用紙に比べると、少しざらつきがあって、こちらのほうが好きなのです。また、ヘアドライヤーを使って紙の表面の湿度を蒸発させることで、より線をコントロールでき、締まった線を描くことができます。ペンを引くとき、かすかに引っ掻き音が聞こえるのがいいのです。夏場は空気が湿っていて、作業が少しやりにくくなるので、たいてい仕事は冬に集中してやり、夏には展示やプロモーションに力を入れます。

今後、3つのプロジェクトが予定されています。展覧会“The Godmachine(神の機械)”、ブリュッセルセンター、7月16日〜30日(7月18日にオープニングイベントを開催)

ベルギーのストリートアーティスト"SFUN"との街路展示共同プロジェクト ダニエル個人のプロジェクト:昨年1月から巨大絵画(100×180cm)の制作を開始。完成まで2年を予定。

www.danijelcecelja.com