éグレゴール・ルペニューは、パリ在住のフランス人アーティストです。絵を書くことは、子供時代からの情熱でした。 建築学校で学びはじめ、そこで出会ったロットリングペンを、彼は今も日々愛用しています。
“現実的なものは書いたことがありません。自分の想像が、紙の上に解放されていくのが好きなんです。私は、明暗やパースペクティブを駆使します。 イソグラフ 0.1は、自分が描きたいものを正確に描き出せる製図用ペンです。漆黒のインクで描く極細の線 のなめらかさで、版画制作と同じ感覚で作品をつくることができます。これのおかげで、自分のスタイルを 追求することができます。私にとって、理想のペンです”
é好奇心旺盛なグレゴリーは、周囲のものから多くのひらめきを得ます。メビウスや、 モーリッツやジェラール・トリニアックといった彫刻家、また弐瓶勉の“BLAME!”に多くの影響を受けています。 “私の作品には、そういった個人的なものから得た着想が組み合わされています。”と彼は話します。
私のブログのタイトルはM3LANKOLYA & INSOMNYAです。憂鬱さ(melancholia)は、 描いているときに強く感じるものです。 不眠(Insomnia)は、ペンを握りしめて一晩中描き続けている夜のことを指しています。決まった予定がないことに自由を感じます。
2013年、彼は仕事を辞め、人生のすべてをアートに捧げる決意をしました。